HYSKグラベルクラシックやくらい 2026 presented by GRAVELKING グラベルレース注目選手紹介①

HYSKグラベルクラシックやくらい 2026 presented by GRAVELKING グラベルレース注目選手紹介①

異なるフィールドで磨かれた3つの速さが、やくらいのグラベルに集う

林道の上り、荒れた路面、そしてテクニカルな下り。舗装路だけでは測れない総合力が問われるグラベルクラシックやくらいに、異なる競技フィールドで実績を積み重ねてきた3人のライダーが登場します。

MTBエンデューロで国内トップを走り続け、海外のグラベルレースにも挑む永田隼也選手。全日本XCO王者としての走りと、徹底した機材への探究心を持つ平林安里選手。そして、ロードレースとスピードスケートを両立し、MTBでも活動する松本一成選手。それぞれのバックグラウンドが、やくらいのコースでどのように交差するのかに注目です。

永田隼也選手【Cannondale/Oakley】

エンデューロで培った、荒れた路面を速く走る技術

永田隼也選手は神奈川県湘南出身の国内MTBエンデューロシーンを代表するプロライダーです。ダウンヒルをルーツに持ち、16歳で国内最高峰のエリートクラスへ昇格。海外チームでMTBワールドカップを転戦した経験も備えています。

エンデューロナショナルシリーズでは2020年、2021年、2023年に総合優勝を記録。下りのテクニックだけでなく、長時間にわたって走り続けるフィジカルと集中力も、永田選手の大きな強みです。

近年はグラベルレースにも活動の場を広げ、2025年にはアメリカの過酷な長距離イベント「Unbound Gravel 200」を12時間41分46秒で完走しました。
荒れた下りでのライン取り、バイクを的確に操るコントロール、そしてロングディスタンスでの経験。MTBエンデューロの第一人者が、やくらいのグラベルでどのような走りを披露するのか、目が離せません。

【コメント
Unbound Gravel以外のグラベルレースへの参戦は今回が初めてなので、とても楽しみにしています!
今回のコースは登りが多く、自分にとって得意なコースレイアウトではありませんが、下りではこれまでMTBで培ってきたスキルを活かし、自分らしい走りをしたいと思います。
国内最高峰のグラベルレースに参戦できることを楽しみに、最後までベストな走りをしてレースを楽しみたいと思います!

【主な戦績】 
全日本MTB選手権・4クロス優勝(2009・2010年)
全日本MTB選手権・ダウンヒル優勝(2015年)
Red Bull Holy Ride優勝(2016年)
Enduro National Series 総合優勝(2020・2021・2023年)
全日本MTB選手権・エンデューロ準優勝(2023年)
Unbound Gravel 200マイルを2年連続完走(2025・2026年)

平林 安里選手【TEAM SCOTT TERRA SYSTEM】

XCO全日本王者。登坂力と技術を兼ね備えるクロスカントリーライダー

平林安里選手は長野県白馬村出身のMTB・XCO(クロスカントリーオリンピック)ライダーです。ジュニア時代はアルペンスキーでも競技に取り組み、そのトレーニングをきっかけにMTBを始めました。高校卒業後にMTBへ専念し、国内トップカテゴリーでキャリアを積み重ねています。

2021年には転倒による背骨骨折という大きな怪我を経験しましたが、リハビリを経て復帰。翌2022年、全日本選手権XCO男子エリートを制し、自身初の全日本タイトルを獲得しました。
さらに2024年の全日本選手権XCOでは2位、2025年の同大会では序盤に下りで先行する走りを見せるなど、国内最高峰のレースで存在感を示し続けています。

平林選手の特徴は、XCOライダーとしての高い登坂力と下りのスキルに加え、周回タイムを基準にタイヤやサスペンションなどを細かく検証する機材へのこだわりです。
上り、下り、路面変化が連続するグラベルクラシックやくらいで、全日本王者のフィジカルと精密なバイクセッティングがどう生きるのか。レースの展開を左右する存在になりそうです。

【コメント】
初めまして!TEAM SCOTT TERRA SYSTEM の平林です!
グラベルロードは今年から始めたばかりの初心者なので、まずはしっかり完走目指してレースを楽しんで行きたいと思っております!

【主な戦績】
2026MTB全日本選手権MTB全日本選手権XCO:ジュニア優勝、U23優勝、エリート優勝(2022年)
Coupe du Japonジュニア総合優勝(2015年)
全日本選手権エリートXCO:優勝(2022年)、3位(2023年)、2位(2024年)、4位(2026年)
全日本選手権エリートXCC:3位(2020年・2025年)

松本 一成選手【ハイファイブレーシング/ホンダカーズ群馬】

土も、氷も、アスファルトも駆ける。4競技を戦うオールラウンダー

MTBクロスカントリーを軸に、シクロクロス、ロードレース、スピードスケートの4競技で活躍する、異色のオールラウンダー・松本一成選手。


MTBではXCO全日本選手権でユース1回、ジュニア2回の優勝を飾り、アジア選手権ジュニアカテゴリーでも2年連続優勝。世界の舞台でも2019年USカップ5位、2020年ジュニア世界ランキング8位という実績を残してきました。現在はハイファイブレーシング/ホンダカーズ群馬に所属し、国内トップレベルのクロスカントリー競技で戦っています。

シクロクロスでも、MTBで磨いたライン取り、加減速、担ぎや障害物への対応力を武器に存在感を発揮。舗装・未舗装が目まぐるしく切り替わり、登坂、下り、コーナリング、路面変化への判断が問われるグラベルレースは、まさに松本選手の総合力が生きるフィールドです。

ロードレースでは2024年のJBCF志布志クリテリウムで3位に入り、プロ選手を相手にスピード勝負でも実力を証明しました。さらにスピードスケートでは、2022年世界ジュニアで金メダルを獲得し、2025/26全日本選抜ではマススタート優勝。高い巡航力と爆発的なスピードを併せ持つことも、大きな魅力です。

MTB、シクロクロス、ロード、そしてスピードスケートで培った多彩な経験を、やくらいの起伏に富んだグラベルでどう生かすのか。登りで発揮するパワー、テクニカルな下りでの巧みなバイクコントロール、さらに終盤のスピード勝負まで――松本一成選手の走りに、ぜひご注目ください。

【コメント】
昨年は前半で力尽きてしまい悔し句終わってしまったので今年はUCIということもあり上位に食い込めるような走りをできるように頑張ります!

【主な戦績】
2026MTB全日本選手権
XCC 6位
XCO 6位
2025シクロクロス全日本選手権
エリート 7位

三者三様の強み

永田隼也
選手
MTBダウンヒル/エンデューロ、グラベルテクニカルな下りでのバイクコントロール、ロングレース経験
平林安里
選手
MTB XCO登坂力、下りの技術、機材セッティングを含めた総合力
松本一成
選手
ロードレース、スピードスケート、MTB、シクロクロス高い巡航力と出力、複数競技で得たオフロード対応力

エンデューロ、XCO、ロードレース、そしてスピードスケート。それぞれ異なる競技の経験が、グラベルというひとつのフィールドでぶつかり合います。グラベルクラシックやくらいでは、順位だけでなく、3選手それぞれの走り方と得意分野にもぜひ注目してみてください。

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